


和歌を通して王朝文化の輝きを追い求めた
藤原定家の撰による小倉百人一首
秀歌の背景を探訪することで
古の歌人たちが詞と韻律に込めた
心模様が鮮やかに浮かび上がる

| 003 | 003 あしびきの山鳥の尾のしだり尾の
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| 013 | 013 筑波嶺の峰より落つるみなの川
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| 014 | 014 みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑに
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| 018 | 018 住の江の岸による波よるさへや
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| 019 | 019 難波潟みじかき葦のふしの間も
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| 020 | 020 わびぬれば今はた同じ難波なる
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| 021 | 021 今来むといひしばかりに長月の
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| 025 | 025 なにしおはば逢坂山のさねかづら
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| 027 | 027 みかの原わきて流るるいづみ川
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| 030 | 030 有明のつれなく見えし別れより
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| 039 | 039 浅茅生の小野の篠原しのぶれど
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| 040 | 040 しのぶれど色に出でにけり我が恋は
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| 041 | 041 恋すてふ我が名はまだき立ちにけり
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| 042 | 042 契りきなかたみに袖をしぼりつつ
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| 043 | 043 あひみての後の心にくらぶれば
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| 044 | 044 逢ふことのたえてしなくはなかなかに
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| 045 | 045 あはれともいふべき人は思ほえで
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| 046 | 046 由良のとを渡る舟人梶を絶え
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| 048 | 048 風をいたみ岩うつ波のおのれのみ
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| 049 | 049 みかきもり衛士のたく火の夜はもえ
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| 050 | 050 君がため惜しからざりし命さへ
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| 051 | 051 かくとだにえやはいぶきのさしも草
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| 052 | 052 明けぬれば暮るるものとは知りながら
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| 053 | 053 嘆きつつひとりぬる夜の明くるまは
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| 054 | 054 忘れじの行末までは難ければ
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| 056 | 056 あらざらむこの世のほかの思ひ出に
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| 058 | 058 有馬山猪名の笹原風吹けば
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| 059 | 059 やすらはで寝なましものを小夜ふけて
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| 063 | 063 今はただ思ひ絶えなむとばかりを
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| 065 | 065 うらみわび干さぬ袖だにあるものを
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| 072 | 072 音に聞く高師の浜のあだ波は
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| 074 | 074 憂かりける人を初瀬の山おろしよ
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| 077 | 077 瀬をはやみ岩にせかるる滝川の
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| 080 | 080 長からむ心もしらず黒髪の
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| 082 | 082 思ひわびさても命はあるものを
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| 085 | 085 夜もすがら物思ふころは明けやらで
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| 086 | 086 嘆けとて月やは物を思はする
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| 088 | 088 難波江の蘆のかりねのひとよゆゑ
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| 089 | 089 玉のをよたえなばたえねながらへば
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| 090 | 090 見せばやな雄島の海人の袖だにも
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| 092 | 092 我が袖は潮干に見えぬ沖の石の
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| 097 | 097 来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに
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