大納言経信
夕されば門田の稲葉おとづれて蘆のまろ屋に秋風ぞ吹く
夕方になると門前の田の稲葉に音を立てて、蘆ぶきのまろ屋に秋風が吹くことだ。
金葉集 秋 173
ゆふ(読み方: ゆう)
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
皇太后宮大夫俊成
世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
ああ世の中よ、ここから逃れる道はないものだ。思いつめて入ったこの山の奥でも鹿が鳴いているようだ。
千載集 雑中 1151
よのなかよ