中納言兼輔
みかの原わきて流るるいづみ川いつみきとてか恋しかるらむ
みかの原を分けて湧き出て流れる泉川、ううむ、いつ見たといってあの人のことが恋しいのだろうか。
新古今集 恋一 996
みかの
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
皇太后宮大夫俊成
世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
ああ世の中よ、ここから逃れる道はないものだ。思いつめて入ったこの山の奥でも鹿が鳴いているようだ。
千載集 雑中 1151
よのなかよ