後鳥羽院
人もをし人もうらめしあぢきなく世を思ふゆゑに物思ふ身は
人がいとおしくも、恨めしくもあるよ。つまらないものだと世の中を思うために物思いに苦しむ我が身は。
続後撰集 雑中 1202
ひとも
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
従二位家隆
風そよぐならの小川の夕暮はみそぎぞ夏のしるしなりける
風がそよぎ楢の葉にかかる、そんな「ならの小川」の夕暮れは、みそぎこそが夏のしるしであるよ。
新勅撰集 夏 192
かぜそ