従二位家隆
風そよぐならの小川の夕暮はみそぎぞ夏のしるしなりける
風がそよぎ楢の葉にかかる、そんな「ならの小川」の夕暮れは、みそぎこそが夏のしるしであるよ。
新勅撰集 夏 192
かぜそ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
参議等
浅茅生の小野の篠原しのぶれどあまりてなどか人の恋しき
浅茅の生えた小野の篠原、ああ、そんなふうに忍んできたけれど、忍びきれずにどうしてあなたがこんなにも恋しいのか。
後撰集 恋一 577
あさぢ(読み方: あさじ)