一日一首

歌人

従二位家隆

風そよぐならの小川の夕暮はみそぎぞ夏のしるしなりける

現代語訳

風がそよぎ楢の葉にかかる、そんな「ならの小川」の夕暮れは、みそぎこそが夏のしるしであるよ。

出典

新勅撰集 夏 192

決まり字

かぜそ