後京極摂政前太政大臣
きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかも寝む
こおろぎのなく、霜の降りた寒い夜に、むしろの上に衣の袖を片方だけ敷いてひとりで寝るのであろうか。
新古今集 秋下 518
きり
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
山部赤人
田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
田子の浦に出てながめて見ると、真っ白な富士の高嶺に雪が降り続いているよ。
新古今集 冬 675
たご