一日一首

歌人

後京極摂政前太政大臣

きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかも寝む

現代語訳

こおろぎのなく、霜の降りた寒い夜に、むしろの上に衣の袖を片方だけ敷いてひとりで寝るのであろうか。

出典

新古今集 秋下 518

決まり字

きり