後徳大寺左大臣
ほととぎす鳴きつる方をながむればただ有明の月ぞ残れる
ほととぎすが鳴いた方を眺めてみると、ただ有明の月が残るだけであったよ。
千載集 夏 161
ほ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
小野小町
花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに
花の色は褪せてしまったなあ。何もせず我が身が春の長雨に降り込められ物思いにふけっていた間に。(私の容姿も衰えてしまったなあ。むなしく我が身が恋を重ねて過ごし物思いにふけっていた間に)
古今集 春下 113
はなの