大弐三位
有馬山猪名の笹原風吹けばいでそよ人を忘れやはする
有馬山から猪名の笹原にかけて風が吹いたのでそよそよと音がする、さあ、それよ、あなたのことをどうして私が忘れるのですか。
後拾遺集 恋二 709
ありま
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
藤原敏行朝臣
住の江の岸による波よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ
住の江の岸に寄る波、いや夜までもどうして夢の通い路であなたは人目を避けるのですか。
古今集 恋二 559
す