大弐三位
有馬山猪名の笹原風吹けばいでそよ人を忘れやはする
有馬山から猪名の笹原にかけて風が吹いたのでそよそよと音がする、さあ、それよ、あなたのことをどうして私が忘れるのですか。
後拾遺集 恋二 709
ありま
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
俊恵法師
夜もすがら物思ふころは明けやらで閨のひまさへつれなかりけり
夜通し物思いにくれているこのごろはなかなか夜が明けず、寝屋のすき間までつれなく感じられることだ。
千載集 恋二 766
よも