右大将道綱母
嘆きつつひとりぬる夜の明くるまはいかに久しきものとかはしる
嘆きながらひとりで寝て過ごす夜の明けるまでの間がどんなに長いものか、あなたはわかっているのですか。
拾遺集 恋四 912
なげき
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
大納言経信
夕されば門田の稲葉おとづれて蘆のまろ屋に秋風ぞ吹く
夕方になると門前の田の稲葉に音を立てて、蘆ぶきのまろ屋に秋風が吹くことだ。
金葉集 秋 173
ゆふ(読み方: ゆう)