右大将道綱母
嘆きつつひとりぬる夜の明くるまはいかに久しきものとかはしる
嘆きながらひとりで寝て過ごす夜の明けるまでの間がどんなに長いものか、あなたはわかっているのですか。
拾遺集 恋四 912
なげき
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
源重之
風をいたみ岩うつ波のおのれのみ砕けて物を思ふころかな
風が激しいので岩をうつ波が自分だけ砕けるように、ただ私だけが心砕けて物思いをすることだよ。
詞花集 恋上 211
かぜを