壬生忠見
恋すてふ我が名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか
恋をしているという私の評判は早くも立ってしまったよ。人知れず思いそめたというのに。
拾遺集 恋一 621
こひ(読み方: こい)
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
俊恵法師
夜もすがら物思ふころは明けやらで閨のひまさへつれなかりけり
夜通し物思いにくれているこのごろはなかなか夜が明けず、寝屋のすき間までつれなく感じられることだ。
千載集 恋二 766
よも