紀友則
ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ
こんな日の光ののどかな春の日に、どうして落ち着いた心もなく桜の花は散っているのだろう。
古今集 春下 84
ひさ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
中納言兼輔
みかの原わきて流るるいづみ川いつみきとてか恋しかるらむ
みかの原を分けて湧き出て流れる泉川、ううむ、いつ見たといってあの人のことが恋しいのだろうか。
新古今集 恋一 996
みかの