在原業平朝臣
ちはやぶる神代も聞かず龍田川からくれなゐに水くくるとは
あの神代にも聞いたことがないよ。龍田川の水を真っ赤に括り染めにするとは。
古今集 秋下 294
ちは
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
周防内侍
春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそ惜しけれ
春の夜の夢のようなかりそめの手枕をお借りしたばかりに、何の甲斐もなく立ってしまう浮名がもったいないのですよ。
千載集 雑上 964
はるの