在原業平朝臣
ちはやぶる神代も聞かず龍田川からくれなゐに水くくるとは
あの神代にも聞いたことがないよ。龍田川の水を真っ赤に括り染めにするとは。
古今集 秋下 294
ちは
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
相模
うらみわび干さぬ袖だにあるものを恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ
あの人を恨みつづけることもできず、涙に濡れて乾かぬ袖さえまだあるというのに、袖よりも先にこの恋のために朽ちてしまうだろう私の評判の方が惜しいことです。
後拾遺集 恋四 815
うら