喜撰法師
我がいほは都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり
わが庵は都の辰巳、ほら、きちんと住んでいるよ。それを、世を憂いた宇治山だと人は言っているようだ。
古今集 雑下 983
わがい
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藤原義孝
君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな
あなたと逢うためなら惜しくもなかった命までもが、今では長くあってほしいと思うようになったよ。
後拾遺集 恋二 669
きみがためを(読み方: きみがためお)