猿丸大夫
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき
奥山に紅葉を踏み分けやって来て、鹿の声を聞く時こそ秋は悲しいものだ。
古今集 秋上 215
おく
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
謙徳公
あはれともいふべき人は思ほえで身のいたづらになりぬべきかな
「ああ、かわいそうに」と言ってくれそうな人はほかに思い浮かばず、このまま我が身はきっと死んでしまうのだろうなあ。
拾遺集 恋五 950
あはれ(読み方: あわれ)