猿丸大夫
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき
奥山に紅葉を踏み分けやって来て、鹿の声を聞く時こそ秋は悲しいものだ。
古今集 秋上 215
おく
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
中納言家持
かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞふけにける
鵲が天の川にかけ渡した橋に置いた霜の白いさまを見たら、夜がすっかり更けたことだよ。
新古今集 冬 620
かさ