猿丸大夫
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき
奥山に紅葉を踏み分けやって来て、鹿の声を聞く時こそ秋は悲しいものだ。
古今集 秋上 215
おく
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
文屋康秀
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風をあらしといふらむ
吹くとすぐに秋の草木がしおれてしまうので、なるほど山から吹く風を嵐というのであろう。
古今集 秋下 249
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