天智天皇
秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露にぬれつつ
秋の田の仮の庵の苫が粗いので、私の袖は露に濡れたままでいるよ。
後撰集 秋中 302
あきの
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
陽成院
筑波嶺の峰より落つるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる
筑波嶺の峰から落ちるみなの川。その流れが積もって淵となったように、私の恋も積もって深い淵となってしまったよ。
後撰集 恋三 776
つく