天智天皇
秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露にぬれつつ
秋の田の仮の庵の苫が粗いので、私の袖は露に濡れたままでいるよ。
後撰集 秋中 302
あきの
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
坂上是則
朝ぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪
夜がしらじらと明けはじめるころ、有明の月の光かとみるほどに、吉野の里に雪が降り積もっていたよ。
古今集 冬 332
あさぼらけあ