天智天皇
秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露にぬれつつ
秋の田の仮の庵の苫が粗いので、私の袖は露に濡れたままでいるよ。
後撰集 秋中 302
あきの
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
謙徳公
あはれともいふべき人は思ほえで身のいたづらになりぬべきかな
「ああ、かわいそうに」と言ってくれそうな人はほかに思い浮かばず、このまま我が身はきっと死んでしまうのだろうなあ。
拾遺集 恋五 950
あはれ(読み方: あわれ)