順徳院
ももしきや古き軒端のしのぶにもなほあまりある昔なりけり
宮中の古い軒端に生えているしのぶ草を見るにつけ、やはりしのび尽くせぬ昔であったよ。
続後撰集 雑下 1205
もも
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
皇太后宮大夫俊成
世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
ああ世の中よ、ここから逃れる道はないものだ。思いつめて入ったこの山の奥でも鹿が鳴いているようだ。
千載集 雑中 1151
よのなかよ