参議雅経
み吉野の山の秋風小夜ふけてふるさと寒く衣うつなり
吉野の山の秋風に夜は更けて、このふるさとは寒々として、衣を打つ音が聞こえてくるようだ。
新古今集 秋下 483
みよ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
能因法師
あらし吹く三室の山のもみぢ葉は龍田の川の錦なりけり
嵐の吹き下ろす三室の山の紅葉は、ふもとの龍田の川の錦であったよ。
後拾遺集 秋下 366
あらし