一日一首

歌人

参議雅経

み吉野の山の秋風小夜ふけてふるさと寒く衣うつなり

現代語訳

吉野の山の秋風に夜は更けて、このふるさとは寒々として、衣を打つ音が聞こえてくるようだ。

出典

新古今集 秋下 483

決まり字

みよ