二条院讃岐
我が袖は潮干に見えぬ沖の石の人こそ知らね乾く間もなし
私の袖は、潮が引いた時にも見えない沖の石のように、知る人はいないけれども乾く間もなく涙でぬれ続けているのですよ。
千載集 恋二 760
わがそ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
後鳥羽院
人もをし人もうらめしあぢきなく世を思ふゆゑに物思ふ身は
人がいとおしくも、恨めしくもあるよ。つまらないものだと世の中を思うために物思いに苦しむ我が身は。
続後撰集 雑中 1202
ひとも