二条院讃岐
我が袖は潮干に見えぬ沖の石の人こそ知らね乾く間もなし
私の袖は、潮が引いた時にも見えない沖の石のように、知る人はいないけれども乾く間もなく涙でぬれ続けているのですよ。
千載集 恋二 760
わがそ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
崇徳院
瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ
流れが速いので岩にせきとめられた滝川が割れても末には合わさるように、あなたと今別れても行末にはきっと逢おうと思うことです。
詞花集 恋上 229
せ