殷富門院大輔
見せばやな雄島の海人の袖だにも濡れにぞ濡れし色は変はらず
見せたいものです。あの松島の雄島の海人の袖でさえも波にさんざん濡れているけど色は変わらないというのに。
千載集 恋四 886
みせ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
小野小町
花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに
花の色は褪せてしまったなあ。何もせず我が身が春の長雨に降り込められ物思いにふけっていた間に。(私の容姿も衰えてしまったなあ。むなしく我が身が恋を重ねて過ごし物思いにふけっていた間に)
古今集 春下 113
はなの