皇太后宮大夫俊成
世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
ああ世の中よ、ここから逃れる道はないものだ。思いつめて入ったこの山の奥でも鹿が鳴いているようだ。
千載集 雑中 1151
よのなかよ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
藤原基俊
契りおきしさせもが露を命にてあはれ今年の秋もいぬめり
約束しておいた「させも草」の露を命と頼んでいたが、ああ、今年の秋もこのまま行ってしまうようだ
千載集 雑上 1026
ちぎりお