皇太后宮大夫俊成
世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
ああ世の中よ、ここから逃れる道はないものだ。思いつめて入ったこの山の奥でも鹿が鳴いているようだ。
千載集 雑中 1151
よのなかよ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
法性寺入道前関白太政大臣
わたの原漕ぎ出でて見れば久方の雲居にまがふ沖つ白波
大海原に漕ぎ出して、眺めてみると、雲と見紛うばかりの沖の白波だよ。
詞花集 雑下 382
わたのはらこ