左京大夫顕輔
秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけさ
秋風にたなびく雲の絶え間からもれ出てくる月の光の澄みきったことよ。
新古今集 秋上 413
あきか
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
伊勢大輔
いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重ににほひぬるかな
かつての奈良の都にあった八重桜が今日は九重、宮中で一段と咲き誇っていますよ。
詞花集 春 29
いに