左京大夫顕輔
秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけさ
秋風にたなびく雲の絶え間からもれ出てくる月の光の澄みきったことよ。
新古今集 秋上 413
あきか
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
源宗于朝臣
山里は冬ぞさびしさまさりける人目も草もかれぬと思へば
山里では、冬はとりわけさびしさがまさるのだなあ。人も離れ草も枯れてしまうかと思うと。
古今集 冬 315
やまざ