源俊頼朝臣
憂かりける人を初瀬の山おろしはげしかれとは祈らぬものを
辛くあたっていた人を、初瀬の山おろしよ、お前のようにもっと激しくあれとは祈らなかったのに。
千載集 恋二 708
うか
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
文屋康秀
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風をあらしといふらむ
吹くとすぐに秋の草木がしおれてしまうので、なるほど山から吹く風を嵐というのであろう。
古今集 秋下 249
ふ