源俊頼朝臣
憂かりける人を初瀬の山おろしはげしかれとは祈らぬものを
辛くあたっていた人を、初瀬の山おろしよ、お前のようにもっと激しくあれとは祈らなかったのに。
千載集 恋二 708
うか
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
左京大夫顕輔
秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけさ
秋風にたなびく雲の絶え間からもれ出てくる月の光の澄みきったことよ。
新古今集 秋上 413
あきか