源俊頼朝臣
憂かりける人を初瀬の山おろしはげしかれとは祈らぬものを
辛くあたっていた人を、初瀬の山おろしよ、お前のようにもっと激しくあれとは祈らなかったのに。
千載集 恋二 708
うか
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
三条右大臣
なにしおはば逢坂山のさねかづら人に知られでくるよしもがな
「逢う」や「さ寝」と名にあるのならば、逢坂山のさねかずらを人知れず手繰るように、人に知られずに行くすべがあればいいのに。
後撰集 恋三 700
なにし