権中納言定頼
朝ぼらけ宇治の川霧絶えだえにあらはれわたる瀬々の網代木
夜がしらじらと明けはじめると、宇治川に立ちこめた霧の絶え間から次第に見えてくる、瀬々に仕掛けた網代木であるよ。
千載集 冬 420
あさぼらけう
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
中納言朝忠
逢ふことのたえてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし
逢うことがまったくないのだとしたら、かえってあの人の冷たさや我が身のつらさも恨んだりはしないのに。
拾遺集 恋一 678
あふこ(読み方: おおこ)