一日一首

歌人

大中臣能宣朝臣

みかきもり衛士のたく火の夜はもえ昼は消えつつ物をこそ思へ

現代語訳

御垣を守る衛士のたく火が夜は燃えて昼には消えるように、夜は恋の思いに燃え、昼は今にも消え入りそうに物思いし続けているのです。

出典

詞花集 恋上 225

決まり字

みかき