恵慶法師
八重葎しげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり
雑草の生い茂ったこの宿の寂しさに人の訪れはないけれど、秋だけはちゃんとやって来たことだ。
拾遺集 秋 140
やへ(読み方: やえ)
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
参議等
浅茅生の小野の篠原しのぶれどあまりてなどか人の恋しき
浅茅の生えた小野の篠原、ああ、そんなふうに忍んできたけれど、忍びきれずにどうしてあなたがこんなにも恋しいのか。
後撰集 恋一 577
あさぢ(読み方: あさじ)