一日一首

歌人

中納言朝忠

逢ふことのたえてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし

現代語訳

逢うことがまったくないのだとしたら、かえってあの人の冷たさや我が身のつらさも恨んだりはしないのに。

出典

拾遺集 恋一 678

決まり字

あふこ(読み方: おおこ)