中納言敦忠
あひみての後の心にくらぶれば昔は物を思はざりけり
逢って一緒に過ごした後の心に比べたら、昔は物思いなどしていなかったのだなあ。
拾遺集 恋二 710
あひ(読み方: あい)
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
右大将道綱母
嘆きつつひとりぬる夜の明くるまはいかに久しきものとかはしる
嘆きながらひとりで寝て過ごす夜の明けるまでの間がどんなに長いものか、あなたはわかっているのですか。
拾遺集 恋四 912
なげき