清原元輔
契りきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波越さじとは
約束しましたよね。お互いに涙でぬれた袖をしぼりながら、あの「末の松山」を波が越えないように、決して心変わりはしまいと。
後拾遺集 恋四 770
ちぎりき
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
儀同三司母
忘れじの行末までは難ければ今日を限りの命ともがな
忘れまいということばが行末まで変わらないのは難しいので、そうおっしゃる今日を限りの命であってほしいものです。
新古今集 恋三 1149
わすれ