壬生忠見
恋すてふ我が名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか
恋をしているという私の評判は早くも立ってしまったよ。人知れず思いそめたというのに。
拾遺集 恋一 621
こひ(読み方: こい)
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
寂蓮法師
村雨の露もまだひぬ真木の葉に霧立ちのぼる秋の夕暮
村雨の露もまだ乾かぬ真木の葉に霧が立ちのぼってゆく秋の夕暮れよ。
新古今集 秋下 491
む