平兼盛
しのぶれど色に出でにけり我が恋は物や思ふと人のとふまで
忍び隠していたけれど顔色に出てしまったよ、私の恋は。「物思いをしているのですか」とまわりの人が尋ねるまでに。
拾遺集 恋一 622
しの
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
儀同三司母
忘れじの行末までは難ければ今日を限りの命ともがな
忘れまいということばが行末まで変わらないのは難しいので、そうおっしゃる今日を限りの命であってほしいものです。
新古今集 恋三 1149
わすれ