壬生忠岑
有明のつれなく見えし別れよりあかつきばかり憂きものはなし
有明の月のそっけなく見えた、そしてあなたの冷たかった別れの時から、暁どきほどつらいものはないのですよ。
古今集 恋三 625
ありあ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
寂蓮法師
村雨の露もまだひぬ真木の葉に霧立ちのぼる秋の夕暮
村雨の露もまだ乾かぬ真木の葉に霧が立ちのぼってゆく秋の夕暮れよ。
新古今集 秋下 491
む