一日一首

歌人

壬生忠岑

有明のつれなく見えし別れよりあかつきばかり憂きものはなし

現代語訳

有明の月のそっけなく見えた、そしてあなたの冷たかった別れの時から、暁どきほどつらいものはないのですよ。

出典

古今集 恋三 625

決まり字

ありあ