凡河内躬恒
心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花
それと見当をつけて、もし折るというのであれば折ってみようか。初霜が降りて見分けがつかなくなった白菊の花を。
古今集 秋下 277
こころあ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
後鳥羽院
人もをし人もうらめしあぢきなく世を思ふゆゑに物思ふ身は
人がいとおしくも、恨めしくもあるよ。つまらないものだと世の中を思うために物思いに苦しむ我が身は。
続後撰集 雑中 1202
ひとも