源宗于朝臣
山里は冬ぞさびしさまさりける人目も草もかれぬと思へば
山里では、冬はとりわけさびしさがまさるのだなあ。人も離れ草も枯れてしまうかと思うと。
古今集 冬 315
やまざ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
坂上是則
朝ぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪
夜がしらじらと明けはじめるころ、有明の月の光かとみるほどに、吉野の里に雪が降り積もっていたよ。
古今集 冬 332
あさぼらけあ