一日一首

歌人

伊勢

難波潟みじかき葦のふしの間も逢はでこの世を過ぐしてよとや

現代語訳

難波潟に生えている短い葦の節と節との間、そんな短い間でさえ逢わずにこの世を過ごせというのですか。

出典

新古今集 恋一 1049

決まり字

なにはが(読み方: なにわが)