藤原敏行朝臣
住の江の岸による波よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ
住の江の岸に寄る波、いや夜までもどうして夢の通い路であなたは人目を避けるのですか。
古今集 恋二 559
す
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
三条院
心にもあらで憂き世にながらへば恋しかるべき夜半の月かな
心ならずも辛いこの世の中に生きながらえたとしたら、恋しく思うにちがいない今宵の月だよ。
後拾遺集 雑一 860
こころに