蝉丸
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関
これがまあ、行く人も帰る人もここで別れて、知る人も知らぬ人もここで逢うという、逢坂の関であったのか。
後撰集 雑一 1089
これ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
前中納言匡房
高砂の尾上の桜咲きにけり外山の霞立たずもあらなむ
あの高い山の峰の桜が咲いたよ。手前の山の霞よ、どうか立たずにいておくれ。
後拾遺集 春上 120
たか