蝉丸
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関
これがまあ、行く人も帰る人もここで別れて、知る人も知らぬ人もここで逢うという、逢坂の関であったのか。
後撰集 雑一 1089
これ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
権中納言定家
来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ
来ない人を待っています、松帆の浦の夕凪に焼く藻塩のように、わが身も恋い焦がされながら。
新勅撰集 恋三 849
こぬ