大江千里
月見れば千々にものこそかなしけれ我が身ひとつの秋にはあらねど
月を見るといろいろと物悲しくなってくるよ。私ひとりのために来た秋というわけでもないのだが。
古今集 秋上 193
つき
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前大僧正慈円
おほけなく憂き世の民におほふかな我が立つ杣に墨染の袖
身のほどを過ぎて、憂き俗世の人たちに覆いかけることよ。私の立っているこの比叡山に住みはじめた墨染の袖を。
千載集 雑中 1137
おほけ(読み方: おおけ)