河原左大臣
みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑに乱れそめにし我ならなくに
陸奥の「信夫もぢずり」の乱れ模様のように、誰のせいで心が乱れた私だというのでしょうか。ほかならぬあなたのためですよ。
古今集 恋四 724
みち
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
大納言経信
夕されば門田の稲葉おとづれて蘆のまろ屋に秋風ぞ吹く
夕方になると門前の田の稲葉に音を立てて、蘆ぶきのまろ屋に秋風が吹くことだ。
金葉集 秋 173
ゆふ(読み方: ゆう)