2006-01-11

1999.8.29
東大、堂々のV3!昇龍、立命大、あと一歩 」第72回職域学生かるた大会

職場や学校の競技かるたサークルの実力日本一を決める団体対抗戦、第72回職域学生かるた大会は、 8月29日(日)東京都の江戸川区スポーツセンターで開催され、全国から集まった66チームが5階級に 分かれ5人チームによる団体戦で熱戦を繰り広げた。最高級のA級決勝はデイフェンディングチャンピオンの 東京大学が、優勝候補の一角「関西の雄」立命館大学を3−2で破り、3期連続8度目の優勝を果たした。 決勝は序盤から立命館大が押し気味に進め、先に2勝をあげるが、団体戦巧者の東大がじわじわと追い上げ、 終盤、東大副将の春野が立命大三将の村上を逆転し、安部が荒木を5枚でふりきり逆転の優勝を呼び込んだ。 西郷名人、高洲、大物ルーキー富田を擁し、大学選手権を制した優勝候補の早稲田大学は予選パート1回戦で 立命館大学に土壇場で逆転負け。大学選手権準優勝の慶應義塾大学との3位決定戦に勝っての3位にとどまった。 また高校チャンピオンの静岡雙葉は、3年生を引退させた新チームでB級に出場したが、大学生チームに 上位進出を阻まれB級5位に終わった。このほか社会人チームでは大学かるた会卒の新人が加わった 東京都庁チームがD級で優勝、NECチームがE級で準優勝し、いずれも来年3月の次回大会では上の級に 昇格する。大会全体を通して早、慶、筑波大など高卒の新戦力を加えた大学チームに勢いが感じられた反面、 高校チームではB級準優勝の暁星高、C級準優勝の春日部女子高の健闘が目立つ程度であった。[早川・広瀬・高頭]

A級 結果 B級 結果 C級 結果 D級 結果 E級 結果
A級 対戦表 B級 対戦表 C級 対戦表 D級 対戦表 E級 対戦表

1999.8.28
好調、吉峰(文教女子大高)、学生選手権も制す!」 第57回全国競技かるた学生選手権大会

第57回全国競技かるた学生選手権大会(協賛:株式会社リクルート)は8月28日(土)、 東京都の江戸川区スポーツセンターでA~Dの4階級に全国から337名の選手を集めて開催された。 A級では先月開催された全国高校選手権を制した吉峰翼選手(文教女子大高)が 決勝で優勝候補の齋藤裕理選手(立命館大)を8枚差で下し、 昨年春以来2度目の学生チャンピオンの座についた。 またB級はやはり先月の高校選手権で活躍した石橋理江選手(春日部女子高)が優勝し、 A級に昇格する。

  A級 (56名) B級 (68名) C級 (65名)
優勝 吉峰 翼
(文教女子大高校)
石橋 理江
(春日部女子高校)
大木 麻衣
(静岡雙葉高校)
準優勝 齊藤 裕理
(立命館大学)
小島 大海
(富士高校)
多賀 雪絵
(宮城教育大学)
3位 佐藤 直樹
(慶應義塾大学)

北村 恵梨
(静岡雙葉高校)
飯田 麻子
(大井川高校)

黒木 章悟
(東北大学)
森永 真人
(暁星高校)

望月 三七子
(静岡東高校)

1999.8.21-22
福井勢強し。両階級ともに制す」全国かるた競技中学生大会

競技かるたの中学生チャンピオンを決める、第11回全国かるた競技中学 生大会(個人戦)は8月21日(土)、湯島天神(東京・文京区)で40名が 参加して開催された。32名が参加した高学年(2,3年生)の部では遠路福 井県から大会に臨んだ江戸香織選手(福井・明道中)が、力強い攻めのかるた で優勝を果たした。準優勝の関達也選手(東京・小平中)は昨年優勝の田中選 手を倒すなど健闘したが決勝で涙を飲んだ。また8名による低学年(1年)の 部でも福井から参加した岩堀聡美選手が圧倒的な力の差をみせつけ優勝した。[早川、伊東雄、渡辺雅]

第一回の中学生団体戦も福井県選抜が優勝
社団法人全日本かるた協会関東支部主催の第1回中学生かるた選手権大会 (都道府県対抗の5人1チームによる団体戦)は8月22日(日)湯島天神で 12都道府県選抜チームが参加して開催された。決勝では福井県チームが群馬 県チームに圧勝し記念すべき第一回大会を制した。第1回の大会ながら非常に レベルが高く、白熱した試合が会場のあちこちでくりひろげられた。 福井県勢は前日の中学生個人戦においても両階級を制しており「完全優勝」。 ジュニアの育成に力を入れる福井渚会の努力が身を結んだ2日間となった。[早川・田口]

  高学年の部(32名) 低学年の部(8名) 第1回中学生かるた選手権大会(12チーム)
優 勝 江戸香織
(福井渚会 明道中)
岩堀 聡美
(福井渚会 武生一中)
福井県選抜チーム
準優勝 関 達也
(東京明静会 小平中)
入内島徳也
(群馬県協 群馬大学付属中)
群馬県選抜チーム
3 位 山下恵令
(東京明静会 国立第3中)
小野寺絢香
(東京明静会 立教女学院)
嶋田 令奈
(福井渚会 勝山中部中)
西 端輝
(福井渚会 春江中)
静岡県選抜チーム
4 位     秋田県選抜チーム

1999.8.7-8
本命早稲田大、圧勝で大会史上初の2連覇!」全日本大学かるた選手権団体戦

競技かるたの大学ナンバーワンを決める、第6回全日本大学かるた選手権 大会(団体戦)は8月7日(土)、滋賀県大津市の近江神宮勧学館で全国25 大学のかるた部が参加して開催された。3人チームによる団体戦では西郷直樹 名人を中心に実力のあるA級選手を揃えた早稲田大学が決勝の早慶戦を3−0 のストレートで下し、去年にひきつづき大学かるた会ナンバーワンの座につい た。2連覇は大会史上初めてで早大の選手層の厚さをあらためて見せつけられ た。
予選リーグを順当に勝ち上がった早大は、決勝トーナメントの緒戦、準々決 勝で大阪大を2−1で倒したあと、準決勝では準々決勝で優勝候補の一角の東 大を破った北陸大と対戦。1勝1敗のあと早大三将の富田(1年・長泉高)が 北陸大の主将朝日(3年・長泉高)の猛追をかわして勝ち星を挙げ、決勝に進 んだ。準優勝の慶大は福井渚会から慶大入りした新人の坪田・佐藤が大活躍し、 初の決勝進出を果たした。
また昨年準優勝し、今大会も優勝候補と見られていた関西の雄、立命館大は 予選リーグで大阪大に惜敗したのがひびいて決勝トーナメント進出がならなか った。[早川、池原]

個人戦(大学代表の部)は西郷名人(早大)が3連覇
団体戦の翌日に、参加36大学の代表選手によるトーナメント方式で行なわ れた個人戦では、前年度優勝枠で出場した西郷直樹名人(早大3年)が同会同 期の高洲慶一選手(早大3年)を14枚の大差で下し、個人戦大学代表の部で 3連覇を果たした。2回戦から登場した西郷は、坪倉(東大)に2枚で辛勝し たのを皮切りに、斎藤(立命館大)、川上(大阪大)と西の強豪を次々と撃破。 準決勝は昨夏の学生選手権の覇者、今村淳子(自由学園大)を7枚差で下すな ど現役名人の力を見せつけた。[早川、池原]

  団体戦 大学代表の部
(36人)
新人戦の部(26名) 1回生の部(22名) 2回生の部(28名) 3/4回生の部(24名)
優勝 早稲田大学 西郷 直樹
(早稲田大学:
前年度優勝者)
大仲 喜子
(東京大学)
富田 光
(早稲田大学)
春野健太郎
(東京大学)
長谷川美里
(筑波大学)
準優勝 慶應義塾大学 高洲 慶一
(早稲田大学)
左貝 雅人
(東京大学)
藤田 信行
(静岡大学)
坪田絵美
(慶応義塾大学)
日高ひろみ
(お茶の水女子大学)
3位 北陸大学 今村 淳子
(自由学園大学)
伊藤 雄輔
(信州大学)
       
4位 お茶の水女子大学          

1999.8.1「少数激戦のA級を川上(大阪暁)が制す」益田大会

 第7回人麿の里全国かるた競技益田大会は8月1日(日)、島根県益田市の サンパレス益田で行なわれた。
 名人・クインらが出場を見送り、16名参加の少数激戦となったA級では大 阪暁会の若きエース川上大介選手が決勝で塚口井公子選手(篠山かるた協会) を4枚差で下し優勝した。B級は九州かるた協会の後藤裕治選手が優勝し、準 優勝の藤井美加選手(大阪暁会)とともにA級に昇格する。

  A級(16名) B級(16名) C級(17名) DI級(12名)
優勝 川上大介
(大阪暁会)
後藤裕治
(九州かるた協会)
西木場京子
(東大阪かるた会)
岡本千幸
(広島県協)
準優勝 塚口井公子
(篠山かるた協会)
藤井美加
(大阪暁会)
松浦久美
(岡山県協)
高倉恵子
(島根県協)
3位 中村浩子
(筑波大学かるた会)

山下 義
(大阪暁会)
橋本 剛
(大阪暁会)

桐田真一郎
(大阪暁会)
大賀淳史
(岡山県協)

御川真理恵
(篠山かるた協会)