2008-02-20

第21回各会対抗団体戦

2月10日
文京区立かるた記念大塚会館

東京東会16年振りの優勝!!

本年度は16チームちょうどの申し込みがあり、参加希望の全チームでの対戦とな りました。昨年度決勝で惜しくも涙を呑んだ東京東会が、決勝で大阪暁会を下し、 平成4年の第5回大会以来、 16年振りの優勝を遂げました。このところ大学チーム の優勝の続いていた本大会では 4年振りの一般会の優勝となります。

優勝した東京東会は本大会が開催された全21回中12回と半分以上の入賞実績のあ る強豪チームで、主将の元準クイーン吉峰選手をはじめチームメンバーのほとん どがA級優勝経験者で占められています。誰が出てもそれほど実力に相違がない という層の厚さが大きな勝因といえるでしょう。事実、決勝では主将の吉峰選手 が暁会の副将川上選手に敗れるも四将の池上選手が暁会主将鋤納選手を10枚差の 大差で破っています。

準優勝の大阪暁会は2年連続の決勝トーナメント進出。準決勝で昨年度優勝の早 稲田大学チームを破り、4年振りの進出となった決勝では鋤納主将が力尽き、後 がない場面で副将川上選手が2枚セームから敵陣を抜いて、三将西岡選手と同じ 札を自陣に残すという団体戦ではセオリーの札合わせを完成させる非常に見応え のある戦いでしたが、先に相手陣の札が読まれて守られ、またも優勝を逃しまし た。

3位の早稲田大学チームは予選リーグが福井渚会、府中白妙会、東京吉野会と強 豪ぞろいの予選リーグを突破して2年連続の決勝トーナメント進出でしたが準決 勝で惜しくも大阪暁会に破れて連覇を逃しました。

4位の東北大学チームは予選の組み合わせにも恵まれましたが2回目の参加で決 勝トーナメント進出は立派といえます。

予選リーグは組み合わせの偏りが目立ち、特にCブロックでは福井渚会、早稲田 大学かるた会、府中白妙会、東京吉野会と強豪同士が潰し合う厳しい戦いとなり ました。

最終成績

優勝 東京東会
2位 大阪暁会
3位 早稲田大学かるた会
4位 東北大学かるた会


予選リーグ成績
A大阪東大大津横浜勝点勝数順位
大阪暁会
○2○2○3371
東京大学かるた会×1
×1○2143
大津あきのた会×1○2
×0134
横浜隼会×0×1○3
142

B奈良亜大京大東会勝点勝数順位
奈良県かるた協会
○2○3×0252
亜細亜大学かるた会×1
×0×1024
京都大学かるた会×0○3
×0133
東京東会○3○2○3
381

C福井早大府中吉野勝点勝数順位
福井渚会
×1×1○2143
早稲田大学かるた会○2
○3○3381
府中白妙会○2×0
○2242
東京吉野会×1×0×1
024

D京都外大東北慶應勝点勝数順位
京都府かるた協会
×1×1○3153
東京外国語大学かるた会○2
×1○3262
東北大学かるた会○2○2
○3371
慶應かるた会×0×0×0
004
決勝トーナメント結果

決勝
東京東会○2−1×大阪暁会

3位決定戦
早稲田大学かるた会○2−1×東北大学かるた会

準決勝
東京東会○3−0×東北大学かるた会
大阪暁会○2−1×早稲田大学かるた会


予選リーグ全勝者(3勝0敗)

大阪暁会          主将    鋤納麻衣子
東北大学かるた会      主将    押見和彦
東北大学かるた会      副将    磯野あずさ
東京外国語大学かるた会  主将    加藤一志
京都府かるた協会      副将    荒川裕理
福井渚会          主将    寺嶋良介
東京大学かるた会      副将    田中 生

第21回各会対抗団体戦登録者一覧表(PDFファイル)
各会対抗団体戦歴代入賞一覧(PDFファイル)