2007-08-22

第9回全国中学生かるた選手権大会(団体戦)

8月11日
暁星中学校
参加10都県14チーム、85名

優勝 東京都A:4年ぶり4度目の決勝進出で初優勝
 主将 青山希(3年)弐段
 副将 森田真央(1年)弐段
 三将 大工原慧一(3年)弐段
 四将 高洲悠(3年)弐段
 五将 石川陸人(3年)初段
 六将 吉村名桜子(1年)弐段
 七将 武知央将(3年)初段

準優勝 福井県:2年ぶり5度目の決勝進出も2回目の準優勝
 主将 小川紘代(3年)弐段
 副将 野坂ちづる(1年)四段
 三将 石川貴ヱ(1年)弐段
 四将 小川倫加(1年)初段
 五将 中村将杜(1年)初段
 六将 堀内未来(1年)初段

3位 群馬県A:5年連続決勝トーナメント進出も5連覇ならず
 主将 石川華穂(3年)参段
 副将 新井美奈(2年)参段
 三将 高橋茉里(1年)弐段
 四将 積穂由樹(1年)初段
 五将 中野文仁(3年)
 六将 粂原三奈代(2年)

4位 東京都B:2年ぶり4度目のベスト4入り
 主将 清水優志(3年)
 副将 竹谷千晶(1年)初段
 三将 森川朋美(1年)初段
 四将 萱田寛也(2年)
 五将 鈴木真理子(3年)
 六将 井上渉(2年)
 七将 荻原臨太郎(3年)


決勝トーナメント

決勝
東京都A 3-2 福井県

3位決定戦
群馬県A 4-1 東京都B

準決勝
東京都A 4-1 東京都B
福井県 3-2 群馬県A


予選リーグ
Aリーグ勝点勝数東京B千葉A神奈川B群馬B
1位 東京都B314
○5○4○5
2位 千葉県A27×0
○3○4
3位 神奈川県B18×1×2
○5
4位 群馬県B01×0×1×0

Bリーグ勝点勝数福井神奈川A千葉B石川
1位 福井県311
○3○5○3
2位 神奈川県A210×2
○5○3
3位 千葉県B13×0×0
○3
4位 石川県06×2×2×2

Cリーグ勝点勝数東京A三重栃木交流戦
1位 東京都A29
○4○5×2 群馬A
2位 三重県14×1
○3×2 埼玉
3位 栃木県02×0×2
×2 栃木

Dリーグ勝点勝数群馬A埼玉秋田交流戦
1位 群馬県A28
○4○4○3 東京A
2位 埼玉県15×1
○4○3 三重
3位 秋田県02×1×1
○3 栃木

予選リーグ全勝者(11名)
東京都A 主将 青山希(3年) 弐段
福井県 主将 小川紘代(3年) 弐段
福井県 副将 野坂ちづる(1年) 四段
群馬県A 主将 石川華穂(3年) 参段
群馬県A 副将 新井美奈(2年) 参段
群馬県A 三将 高橋茉里(1年) 弐段
東京都B 主将 清水優志(3年)
東京都B 三将 森川朋美(1年) 初段
神奈川県A 主将 佐藤佳奈(3年) 弐段
神奈川県A 副将 海津侑美(2年) 初段
石川県 主将 太田知里(2年) 四段


東京都初優勝!!群馬県五連覇ならず!!

今年は昨年と同様の最多14チームの参加を得た大会で、史上初めて群馬県、
福井県以外のチームの優勝となった。
第1回大会より連続出場中の東京都Aチームは過去3回決勝戦進出するも、
いずれも強豪群馬と福井の前に涙を飲んできたが、今年は突出した選手が
見られない割には暁星中学、杉並かるた会を中心に実力差のほとんどない
安定したチーム作りが功を奏し、予選の交流戦で群馬県Aチームに破れは
したが、決勝戦では強豪福井県チームをみごと3-2で下し、悲願の初優勝
を果たした。
準優勝の福井県チームは例年通りA級選手1名を擁する強豪チームでの参加
で、予選では昨年に続き強豪神奈川県Aチーム、また昨年度準優勝の石川
県チームを下して3年連続の決勝トーナメント進出を果たし、準決勝では
昨年度優勝の宿敵群馬県Aチームをみごと3-2で破っての2年ぶりの決勝戦
進出であったが、決勝戦では東京都Aチームの総合力にあと一歩及ばず、
5年ぶりの優勝にわずかに手が届かず涙を飲んだ。
三位の群馬県Aチームは例年に比べA級選手なし有段者4名と実力的にやや
低下した感が否めないチームだが、予選では交流戦で強豪東京都Aチーム
を破り、実力的な不安が払拭されたかに見えたが、準決勝戦では宿敵の
強豪福井県チームにわずかに及ばず五連覇を逃した。
四位の東京都Bチームは予選の組合せに恵まれた感もあるが、予選リーグ  
15戦14勝1敗と他を寄せ付けない力を発揮し、二年ぶり決勝トーナメント
進出となった。決勝トーナメントでは準決勝で東京都Aチームとの同士討
ちとなり涙を飲んだが、準決勝と三位決定戦は共に一矢を報いるなど実力
以上の力を発揮したと言える。
その他、予選リーグで敗れたチームにも優勝可能な実力を持ちながらあと
一歩及ばなかった神奈川県Aチームをはじめ、今年はチーム作りが間に合
わずに三名での参加にも拘らず、全試合で2勝を挙げて昨年度準優勝の力
の片鱗を見せた石川県チームなど、その他の参加チームにも実力的にそれ
ほど大きな差の感じられない力の拮抗した大会であったと言える。
来年は10周年記念大会を予定しており、今年涙を飲んだチームの捲土重来
を期待すると共に、他の道府県の新規参加が待望されるものである。

過去の結果